資産形成期のファイナンシャルプランニングでありがちな間違い
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今日は資産形成期の方のファイナンシャルプランニングでした。
相続対策のコンサルだけでなく、資産形成期のコンサルも行いますが、基本的に資産を形成するというベースに相続対策期特有の考え方を入れれば相続コンサルになりますし、資産形成期の方特有の考え方を入れれば資産形成期のコンサルになります。
相続に強い人が資産形成期をやっているというイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが、逆で相続の知識に資産形成期を乗せているのではなく、資産形成の知識の土台に相続対策が乗っかっているイメージです。
さて、そんな形で行っているファイナンシャルプランニングですが、一般的に行われているファイナンシャルプランニングではキャッシュフロー表を作成し、キャッシュフローの蓄積の金融資産残高を基準に話を展開することが多いかと思います。
気をつけたいのはキャッシュフロー表の金融資産残高は、資産形成の資産の一部でなので、形成すべき資産を照らし出す指標ではないということです。
金融資産残高は、資産の中の項目の一部で、資産全体から負債を引いた純資産が本当に形成すべき資産です。
キャッシュフロー表の金融資産残高を見るというのは、法人でいうと残高表を見ることにあたり、資金繰りの計画を立てるときに見たりするものです。
そのため、
キャッシュフロー表で金融資産残高で赤字が無い = 資産形成が出来ている
ではないということです。
もう目の前に資産の額がスマホで見える時代が来ているのでもうすぐタイムリーに資産の額も見えるようになります。