コンサルタントが不足しています
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昨日は、不動産コンサルのご相談を頂きました。
不動産を買いたい、売りたい、建てたいではなく、建てた方が良いのか、リフォームをして貸した方が良いのか、売却した方が良いのか、どのような選択をしたら良いのかわからないので相談に乗ってほしいというご依頼をよくいただきます。
最終的には自分の売りたいものや得意分野のサービスを勧めると分かってきている人が増えているので、そこに相談しても客観的な視点で正しいかどうかの判断は出来ないと気付いているということです。
コンサルの仕事は、顧客の悩みや課題を聞きとり、現状を分析して、そこから顧客が気付いてないもの含め課題を見つけ、選択肢を提供することです。
最終的に売りたい商品が決まっていたり、自分の得意分野に持ち込もうとするのにコンサルと言う人が多いですが、それはコンサルではなくセールスです。
高度な知識を持って、顧客が分からないことを教えてあげているのでコンサルですという方もいらっしゃったりしますが、それはコンサルではなく、専門家であったり、スペシャリストという分類でしょう。
このようにコンサルを顧客から見て客観的な立場で選択肢を提供する人と定義すると、顧客がそのような人を探しても、なかなか見つからないという声をよく聞きます。
そのようなスタイルで仕事をしているところがまだまだ少なく、その原因はコンサルに必要な知識、スキル、ノウハウが普及していないということかと思います。