コンサルが専門家を紹介するのとビジネスマッチングの大きな違い
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相続のコンサルのセミナーで講演させて頂き、コンサルがまず顧客の窓口になって専門家、スペシャリストを紹介するという話をするとビジネスマッチングを想像されることがあります。
このビジネスマッチングとコンサルが専門家、スペシャリストを紹介するの大きく違います。
ビジネスマッチングは、金融機関など数多くの顧客がいる会社などが顧客から聞いたトピックの専門家、スペシャリストを紹介したり、専門家、スペシャリストが自分と違う業種の専門家、スペシャリストを紹介するというような状況です。
ビジネスマッチングで紹介する際には、紹介する側の人が顧客の分析を行っていないので、本当に何の課題があるのか分からない状況で自分の知り合いのリストから適したと思った人や法人を紹介するという流れ、もしくは会社の指定の人か法人を紹介する流れです。
その為、課題に対する対策に対しても紹介先の専門家、スペシャリスト任せです。
これに対してコンサルが専門家、スペシャリストを紹介するというのは、あくまで現状をしっかりと分析し、課題を見つけ、課題に対する対策をリストアップし、顧客と方向性をつけた上で、決まったゴールに対して必要な対策を行う為に必要な専門家、スペシャリストを紹介しています。
似てるようなことをやってるようで、順番や考え方が全然違います。
そもそも現状を分析したり、そこから課題を見つけられる方でないと専門家、スペシャリストの実力や得意分野も見えませんし、数字でどのような結果を出すことが出来るのかということがわかりません。
このように顧客から見たらわかりにくいことが不都合だから、物販などは、スコアリングやレコメンド、レビューなどで評価されたものだと思います。
どのような形か分かりませんが、業者もそのような形で評価される時代が来るかもしれません。
ユーザーにとって知りたい情報が可視化され、良いサービスを提供する為に切磋琢磨する状況が今後来ると思うととても楽しみです。