米ゴールドマンサックスが日本の富裕層向けビジネスの参入|【日経】資産形成に携わるプレイヤーに問われる本質
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米ゴールドマンサックスが日本の富裕層向け資産運用ビジネスの参入を決めたと今日の日経新聞で掲載されていました。
日本では対象は100億円以上の金融資産を持つ超富裕層をターゲットに、最低預かり金額が10億円をメドとのことです。
日本では、金融機関のプライベートバンク部門以外では、ポートフォリオで考えたり、プライベートバンカー的に顧客の資産運用をサポートする存在がまだまだ少ないです。
金融商品でも、オルタナティブ資産と言われる不動産等でも、商品を売るということが入口であり目標になることが多く、顧客の資産を運用するということが目標になっていることはほとんどありません。
商品を買うということは、資産を形成する側は、あくまでも目標達成の手段です。
顧客に商品を売るということが目標ではなく、顧客の資産を増やすということを目標にすることを仕事をする会社が海外から来たら、日本の企業はかなり苦戦を強いられそうです。
ゴールドマンサックスは、超富裕層向けですが、運用の知識やサービスは富裕層から一般の方へと降りてくるものなので、遠くないうちに一般層にも商品やサービスの一部が降りてくるでしょう。
りそなアセットマネジメントの西岡社長も国内運用会社トップ5を目指すという発言をしています。
システムで資産の可視化も進み、顧客の資産運用の本質がより見えやすくなってきています。