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生命保険業界30年ぶりの新資格|売るための商品販売からの脱却

 2020/02/28 日々の出来事 生命保険 資産形成 この記事は約 3 分で読めます。

生命保険業界が30年ぶりに新しい資格を創設するとのことです。

 

 

苦情、トラブルの多い外貨資産で運用する保険、年金商品を2022年春以降は新しく創設される『外貨保険販売資格試験』を取得していないものの扱いを禁止するとのことです。

 

 

近年、生命保険業界は、かんぽ生命などの問題もあり、顧客本位の提案ではなく、商品を売るために良い部分だけを誇張したり、嘘をついたり、判断能力が低くなっている方に売りつけたりという営業が横行しいまていました。

 

 

中には、顧客のことを考えて行動している方もいるのに、生命保険の営業マンというだけで、そういうイメージを持たれることもあると思うとかわいそうな気もします。

 

 

しかし、外貨建ての商品だけでなく、現場では他にも色々と問題があります。

 

 

外貨建て商品以外にも、低解約返戻型終身保険や終身保険なども、貯蓄を目的に加入してもらっている方も多いですが、顧客に見せるパンフレットなどでは返戻率という指標が載っています。

 

 

この返戻率は、払った保険料と一定の期間が経過すると増える解約返戻金を比べている指標なのですが、そこには、時間と複利の考えが入っていないので銀行の金利とは比較が出来ません。

 

 

その為、独自な指標なので、金利や他の資産運用と比べることが出来ないものなのです。

 

 

ちなみに現在の貯蓄性の保険は銀行の金利と比べられる指標に直すと、0.3%くらいなので、現在の利率では途中解約したら、60%台から70%台になる金融商品となっています。

 

 

今回は外貨だけの話ですが、他の資産運用と比べられる指標を持たないと、販売する側も、商品を買う側も、何が正しいのかわかりません。

 

 

また、資格で縛っても、意味は分かっている、でも倫理観が無いという方がセールスを行ってしまうと、せっかくの資格も意味が無くなってしまいます。

 

 

これは不動産業界や他の業界にも言えることです。

 

 

人がこの構造を打破できなくても、数字の計算はコンピューターの得意分野なので、人を介さない方が良い商品が買えるということになってしまいます。

 

 

商品の販売を目的にするのではなく、ユーザーにとっていかに有益なことが出来るのかという競争にシフトしてきました。

 

 

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