BtoBのセミナーと、BtoCのセミナーの違いを間違えると、セミナーの後の仕事には繋がらない
-002-1.jpg)
セミナー運営などでよくある話ですが、セミナーを開催したけれど、相談に繋がらない、次の行動に繋がらないというような、ご相談を受けることがあります。
セミナーを運営する際に、多くの方が陥る間違いのBtoBのセミナーとBtoCのセミナーの違いということを今日はテーマにお伝えします。
まず、気をつけたいのが、あなたがやろうとしていることは何なのかということが明確になっていないことがよくあります。
セミナーをやりたいという方はいますが、セミナーをやりたいという方の多くがセミナーの開催が目的になってしまってるケースが多く、仮に人が集まったとしても、セミナーで情報を提供して、その先に繋がらないということが少なくありません。
ここで起きる現象の多くが、自分が受けたセミナーをBtoCのセミナーで再現しようとしてしまっているケースが多いです。
受講する側の立場で考えると、BtoBで受けるセミナーはお金を払って、自分が知りたい情報を得るというという行動をとっていると思います。
また、開催する側は、お金を頂いて、情報を伝えるのが目的です。
それと同じような内容をBtoCでやろうとするわけですが、Cの場合に無料でセミナーを行うことも多いかと思います。
BtoCでセミナーをやる場合、開催する側は、顧客に情報を伝えることが目的ではなく、セミナーに参加して頂くことをきっかけに相談を頂いたり、仕事に繋げるのが目標だと思います。
その際に、受講するCは何を思ってセミナーに参加するのでしょうか?
セミナーに参加することが、その会社を信頼出来るか、相談するにあたって知識が豊富なのか、というようなことのハードルを越えるための関門と考えてくれていて、その関門をクリアしたら相談しよう、というようなことを想って参加しているという方は、ほぼ皆無です。
それは開催する側の、こうなれば良いなという淡い期待です。
Cは、セミナーのタイトルと概要を読んで、その情報を得たいと思っています。
もし、そのCに相談してもらったり、仕事に繋がるようなアクションをとってほしいようであれば、その流れを作る必要があります。
今日の参加者は全然次に繋がらなかったと嘆く人がいますが、それはその方が受けたセミナーの無料版をやっているという状況になってしまっていたり、仕組みを構築出来ていないことが原因なので、仕組みの構築が甘いことにベクトルを合わせないと次への課題が見つかりません。
ここまで、BtoBとBtoCという括りでお伝えしてきましたが、実はBtoBとBtoCという括りは間違っています。
BtoBの場合でも、情報を伝えることが目標ではなく、次の行動をとってもらうことが目標のセミナーもあります。
大事なのは目標が何かということで、情報を伝えることなのか、次の行動をとってもらうのかということです。
最初からこれを伝えるよりも、BtoBで自分が受けたセミナーはこうだったよなというようなことを思い出して頂き、イメージして頂きながら、読み進めて頂きたかったのでこの流れにしました。
セミナーを開催する目標は何なのか、その目標達成に向けて適切な手段のセミナー運営になっているか、運営をしてみて目標との乖離はなんだったのか、乖離を埋める手段は何なのか、というようなことを私も考えてセミナーを運営させて頂いています。
セミナーの運営をやっている、これからやりたいという方で、まだ運営が上手くいっていない、もっと良くしたいという方は、このようなことを考えを参考にしてみてください。
豊田剛士のLINE公式アカウントでは、資産形成、不動産、相続対策、やビジネスに必要なマーケティング、ブランディングなどの情報を発信しています。あなたにとって有用な情報をお届けします。
お友達登録は、下記のボタンをクリックしてください。