独立系金融アドバイザー(IFA)の助言に需要|信頼出来る個人へのニーズが高まっている
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今日の日経新聞に独立系金融アドバイザー(IFA)の需要が高まっていると掲載されていました。
GAIA、ファイナンシャルスタンダード、Fanの三社の統計では、証券口座における入金額から出金額を差し引いた純流出入額は、3社合計で3月は35億円と19年の月間平均(16億円)の2.2倍。
IFAとの提携に積極的な楽天証券、SBI証券、エース証券の合計の3月の純流入額は380億円と2月から倍増。
最大の要因は、相場下落で、買い時とみた個人が株式や投信などを買い付け。
相場が下落した株を買うということだけであれば、自分で選んで、自分で買うのがコストは、1番安い。
しかし、IFAを選ぶ個人が求めているのは専門家の助言とのことです。
つい最近まで大手証券会社の規模縮小が進み、その背景には手数料の低下と、インターネットの情報取得のスピードが速いので、人を介さなくても良いという伝え方が多かったですが、少し流れが変わったように思えます。
どちらにしろ、アドバイスはもらいたいが、大手の看板に信頼をするのではなく、信頼のおける個人にシフトしているという流れですね。
これは、金融業界だけでなく、ここ数年は、『個人』の時代になると言われていたことが、現実の世界でもかなり浸透してきたということなので、他の業界も自分ごととして考えておく必要があります。
働く側としても、『個人』として能力が高かったり、ファンが多い人は、会社で働かなくても、稼げる環境が随分整っています。
最近では、芸能人の独立やユーチューバーが事務所から独立という話が良く出ていますが、働く側もそういう働き方を求める人が増えています。
コロナでも、会社の在り方が問われる今、この『個人』の流れは更に加速しそうです。
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