実態のマクロ経済とは逆行して株式市場、為替市場は少し落ち着いてきました
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株式市場は、日経平均株価の予想変動率を示す、「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」が、昨日急低下して、1か月ぶりに節目の40を下回りました。
コロナウイルスの感染が、米欧でピークを迎えつつあるとの見方と、ハイテク関連株に復調の兆しが見えていることが投資家心理を上向かせているとのことです。
為替市場は、各国政府の経済対策や金融緩和を受けて、3月に乱高下していたものが、4月になって小幅な値動きが続いています。
とはいえ、まだまだどうなるかわからないの、気を緩めるタイミングではありません。
不安が消えているという事はなく、安全資産と言われる金市場は連日の最高値です。
あくまで私がベンチマークしている会社の株になりますが、業種別に、全体的に上げていますが、ハイテク関連や製薬会社は好調で、不調なのは、飲食、不動産、REIT、宿泊、商社などです。
昨日は、日経新聞で、2019年度の最大のヒット商品の日興アセットマネジメントのグローバル3倍3分法ファンドの基準価格が2月21日から3月19日かけて37.1%下落したことを受け、分散投資が効かぬと書いていました。
こういう記事で気をつけたいのは、メディアは不安を煽る記事の方が売れるので、そういうタイトルにするということです。
2019年一番売れたものでその売りが、分散効果とレバレッジだったのですが、一般の方にはレバレッジの意味が分かりにくいので、響きにくいからタイトルで、レバレッジは選ばないと思います。
一番売れた商品の売りである分散効果がないとタイトルにつけることでインパクトが出ますが、このようなタイトルにすると多くの方が分散投資に効果が無いと勘違いしてしまいます。
この価格下落の本質はレバレッジと分散先の銘柄です。
私自身も、コロナ前に保有していた投資信託のポートフォリオは、個別銘柄のインパクトが大きかったものもありますが、全体的に考えると下げ幅小さかったかったですし、今はだいぶ戻しています。
分散投資自体が、悪い訳ではありません。
多くの情報と取捨選別を繰り返し、今だからこそ学べることを吸収していきたいと思います。
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